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戸越銀座の通り魔や長崎の乱射など理解不能な不可解事件について友人と話していたら、この本を貸してくれた。 なるほど、タイムリーである。 河内10人切りという、現代で言えば大量殺人事件をもとにした内容。 とんでもないことを仕出かしてしまう熊太郎、世間からはみ出した人の内面が独自のふざけた文体でひたすら描かれている。 もちろん町田康の想像でしかない訳だけど、そうかもと結構頷ける所が多い。 考えれば考えるほど、悪い方向に行ってしまう馬鹿な熊太郎。 誰しもこんな面を少しは持っているはず、でも100%になってしまうと・・・悲劇しか待っていない。 町田康はグダグダと河内弁の奇妙な文体で描いているが、非常にクレバーな内容。 ふと、町田康が布袋に殴られた事件を思い出し、原因に想像する。 布袋はこの本を読んでいたのだろうか? ロックバンドとは少女の好む対象になるべくメルヘンと感傷を主題とする受動的な存在、と作中で言い切っているし・・・。 さすが元パンクロッカー。 こんな視点を持った人を手中に収めるのは無理だと思い至らなかったのか、布袋よ。 意外と賢くない面があって残念な事件だ。 告白
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